不登校について

昔、ネガティブな言葉だった『不登校』。文部科学省は、不登校のお子様への支援は、『学校に登校する』だけが目標ではなく、『お子様が自らの進路を主体的にとらえて、社会的に自立する』ことを目標としました。このように、国の方針として今は認識が違うので、気にする必要は全くありません。
ただ、問題は、現時点で不登校に対する公的な支援がなく、例えば、フリースクールに通うとなると、およそ50,000円/1ヶ月かかってしまい、保護者様の負担が非常に大きいです。義務教育の『義務』は、『国の義務』ではなく『保護者の義務』なので、保護者様が責任を感じてしまい、時には追い詰められてしまいます。

日本では、国公立学校の義務教育(小学校・中学校の 9 年間)を無償で受けることができますが、学校教育で悩み事を抱える事もあり、時には解決が難しい事もあると思います。お子様が学校で精神的に苦痛になった時の場合は、まず登校をすすめます。欠席中の支援が無いため、習熟度の遅れや金銭的な負担やお子様の見守りなど、生活に深刻な影響が出てしまいますし、苦手な環境との出会いは社会性や感情のコントロールを培う機会です。しかし、お子様は、キャパシティも判断能力も解決手段も大人に比べて圧倒的に少ないので、注意深く見守る必要があります。学校が全てのお子様の素質に添う事は難しいですし、現状は公的な支援がなく、保護者様が経済的にも精神的にも追い詰められてしまいがちです。

勉強は独学でできますが、独学の問題点は、途中で理解できない壁にぶちあたることです。そこで、壁にぶちあたった時にだけ、分かりやすく教えてくれる人を利用できたら便利だと思い、私がその役割を担いたいと考えました。学習範囲を網羅的に分かりやすく教える授業、個別に相談&質問できる少人数のセミナー、お客様の御事情に寄り添う家庭教師をご用意しておりますので、補助的な手段として適宜、気軽に自由にご活用いただければ幸いです。保護者様のご意向やお気持ちに沿って、お子様おひとりおひとりに合わせたサポートをさせていただきたいと考えております。